更新日: 2021年10月19日

日本では、旧暦11月を《霜月(しもつき)》と呼んでいますが、現在では新暦11月の別名としてももちいますね。

「霜月」は、文字通り霜が降る月の意味です。

 

英語の月名『November』は、ラテン語で「第9の」という意味の「Novem」に由来しているそうです。

実際の月の番号とずれているのは、紀元前46年まで使われていたローマ暦が3月起算なので、3月から数えて

9番目という意味になるそうです☆

 

さて。《霜》というと、「霜よけ」・「雪吊り」を思い浮かばれる方も多いことでしょう☆

 

そこで、今回は兼六園の「雪吊り」について すこ~し・・・・・ ばかり

特別名勝「兼六園」では、雪害から樹木を守るため、毎年 11月1日から12月中旬の予定で「雪吊り」の

作業が実施され、北陸の冬の風物詩ともなっていますね ☆♪☆

 

雪吊り作業は、毎年《唐崎松》から始まっているそうです (·◇·)

兼六園の庭師(6名)が中心となり、委託業者も含めて、延べ人数約500人の方々で作業され、県内随一の

枝ぶりを誇るこの《唐崎松》に、5本の芯柱が建てられ、総数約800本の縄で枝を吊るそうです。

ただし、雨天や強風の場合は作業員が芯柱に登ると滑り落ちる危険性があるので、低い木から作業を開始するそうです。

※因みに、「雪吊り」の取り外しは、3月15日の頃から約1週間で完了し《唐崎松》を最後に取り外し、北陸の

春を迎えるそうですよ ☆♪☆